私たちの暮らしの中で半年に一度おこなわれている作法が夏越の祓いです。この記事では夏越の祓いが厄除け・厄祓いになる理由や方法を紹介します。
もし、あなたが夏越の祓いを使って厄除け・厄祓いを考えているならきっとこの記事があなたの助けになります。
夏越の祓いで厄除け・厄祓いをする作法の由来は?
毎年6月30日に行われている上半期の罪や穢れを祓う行事です。
年末である12月31日の大晦日が「年越しの祓い」といわれるのに対し、上半期の締めくくりである6月30日が「夏越(なごし)の祓い」といわれています。
現在でも多くの神社で行われている「輪越祭り」が夏越の祓いです。
神社内に設置された茅を束ねた大きな内輪をくぐることで罪や穢れを祓い、家内安全を願う儀式です。
一般的に「輪越祭り」と呼ばれています。
蘇民将来という人物の一族が武塔天神にもらった茅の輪のおかげで災いから逃れた逸話が由来となっています。
夏越の祓いを厄除け・厄祓いで活用するには?
夏越の祓いを使った厄除け・厄祓いの作法で具体例をご紹介します。
茅の輪くぐり
茅の輪くぐりには作法があります。
「蘇民将来」という言葉を唱えながら、左・右・左と三回くぐり抜け、心身を清めます。
その際、それぞれに和歌を詠みます。
それほど難しくないので初めて茅の輪くぐりをおこなう方でも安心ですね。
なお、実際に茅の輪くぐりをする様子は下記の動画でご覧いただけます。
▽▽▽YouTubeの動画です▽▽▽
夏越の祓いに水無月という和菓子を食べる
夏越の祓いの日には、水無月という京都の伝統的な和菓子が食べられています。水無月は三角形のういろうの上に小豆がのっています。
あずきは邪気祓いの力があるとされており、三角の形は氷を表しています。
室町時代の日本では氷を食べることが暑気祓いとされていました。
しかし室町時代では氷を夏までに保存しておくことが難しかったため、三角のういろうを用いたことが由来といわれています。
夏越の祓いにゆかりのある神社
山口県 白崎八幡宮
日本全国にある神社で夏越の祓いはおこなわれています。一度あなたがお住まいの地域の神社へ散歩がてら参拝してみるのをおすすめします。
夏越の祓いを使って厄除け・厄祓いをするときにおすすめの品物
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